120人面接した僕が思う1次面接のポイント

就職活動における面接は、

最も重要であるにもかかわらず、

いまいちどう対策すればいいのか

分からないのが事実。

 

今回は実際に120人以上面接をしてきた僕が、

学生のどういうところを見ているのか

説明していこうと思います。

 

まず大前提ですが、

・これから話すのは、金融業界における総合職の面接についてです。ですが、私見ですが、基本的にどの業界についても同じことが言えると思います(専門職を除く)。

・私が担当したのは全て一次面接のみなので、一次面接を合格するためのアドバイスだと思ってください。

 

弊社では、一次面接では志望動機は基本的に聞きません。

 

私の場合質問内容はだいたい

・自己紹介してください

・最も努力したことは?

・どの業種を見ていて、どんな仕事で働きたい?

・就職活動の軸は?

・趣味は?

です。

これよりも難しいことはまず聞いてません。

 

さて、私が面接中どこを見ているかですが

・清潔感があるか

・目を見て話せているか

・質問に対して的確な答えができているか(例えば、Aについて聞いているのに、Bについて話したり、ダラダラと結論のない回答をしたりしていないか)

・笑顔など、好感がモテるか

・そして、最も重要なのが「変じゃないか」

 

この「変」というのが非常に広義であり、

説明しにくいのですが…

例えば

・髪型が整っていない

・目を全く合わせない

・変なタイミングで他の学生との話に入ってくる

・相槌を明らかに打ちすぎている

など、

面接官が「この子変だな…」と

感じるポイントは様々だとは思いますが、「変」だと思われると

まず一次面接で落ちます。

 

変な人がこの記事を読んだだけで

変じゃなくなることはまず無いと思いますが、

出来ることがあるとすれば、

面接中に「普段しないことはしない」ようにしましょう。

 

例えば

・過剰に気を使って別の学生の相槌を打つ

・印象を残そうと面接官に馴れ馴れしくする

など、いくらでも例はあると思いますが、

普段しないことをしようとすると

ぎこちなくなり「変だな」と

思われやすくなります。

 

最後に僕が「それやっちゃダメだろ」と思った実際の例を挙げておきます。

・他の学生が話している時にあくびをする

・グループディスカッションではないのに、他の学生に話しかける

・面接官にタメ口

・目を一度も合わせない

・質問する態度が攻撃的(面接官を論破しようとする。そして失敗する。)

・髪型がボサボサ

 

など、

不思議な子達はたくさんいました。笑

 

一次面接で見ているのは、

基本的に「変」かどうか。

一緒に働きたいと思うかどうか。

これはどの会社、業界でも

同じことが言えると思います。

 

私の場合は、

大学時代の学業、サークル、部活なんかは

基本的にどうでもいいと思っています。

 

なぜなら、

10人面接したら9人は

何かのリーダーか代表だからです。(嘘つけ!)

 

話の内容はなんとでも嘘をつけるので、

それよりも話し方や雰囲気に

注目するようにしています。

 

2次面接に進むのは、

・感じが良い子

・「変」じゃない子(落とす理由がない子)

 

2次面接では、

・経歴

・部活、サークル、学業など

によりフォーカスが当てられ、

志望動機も掘り下げられます。

 

最終面接では、

・他企業の選考状況

・志望度

をより重視し、

志望度が高ければ

内定が出る可能性は

かなり高まります。

 

一次面接を通らなければ

話にならないので、

まずは「変」にならないよう、

普段通りの自分+愛嬌で

面接に挑むことを意識しましょう。